こんにちは、タタママです。
今日は初めての登場、A,コッカ―
ララの事をお話します。
ララは13歳6ヶ月のおばあちゃんです。
日曜日に顔バリ、足バリしました。
目も耳も不自由で怖かったのかじっとしてなくて、こんな写真しか撮れません。

タタママは彼女が7歳になる年に里親として引き取りました。
大阪の80歳を超える老夫婦が飼っていたワンコで、入退院を繰り返していたご夫婦に限界を感じた息子さん夫婦が里親探しに踏み切りました。
JOYだけの我が家に
ララが加わりました。
その一年後、Eコッカ―の
プーも里親になりました。
私はコッカ―の事をあまり知らずに里親になったわけですが、それはそれは大変な犬種でした。
まず病気をする犬種では一番かも知れません。
近くまで迎えに行った私は、車に乗せた瞬間ものすごい臭いにびっくりしました。
帰ってシャンプーしましたが取れません。
耳を見るとかなりひどい!
次の日に病院へ・・・・
マラセチアという酵母菌で今になっては完治する度合いではありませんでした。
あれから7年近く・・・
悪化したララの耳は悲鳴を上げています。
この事は次回の記事にて順を追って説明します。
うちに来た翌年、3匹を連れて鳥取にキャンプに行きました。
夜は浜辺でたくさんの家族が打ち上げ花火

をしていました。
ララが震えながら2回ほど私のもとに訴えに来ました・・・それをわかってやれなかったんです・・・
ふと気がつくと
ララがいない。
夜中中探しましたが見つかりませんでした。

すぐ横は国道が走っています。
朝5時から捜索・・・だめでした。
ナビで最寄りの警察へ。

お盆という事もあり署内は2人の警察官が対応してくださり、とても親切で今でも感謝しています。
「あっ茶色い犬?」 私はびくっとして涙が出そうでした。もうダメなのかな・・・
骨折して病院に搬送されてるらしい、危ない状態・・・と
病院に電話してくださり詳しい状況を聞いてくださいました。
警察の方は私の車のナビまで来て下さり、病院への入力をお手伝いしてくださいました。
ララとの対面
ぶらぶらの足で立ってる!
目は泳いで焦点がっていない。
「ララ!母さんだよ。わかる?痛い?」 先生からの説明は、タイヤに絡まり何回もスパイラルしたようで、筋が見当たらない。
繋ごうにも無いため金具で固定するしかない。
レントゲンで怪しいアキレスけんも・・・もしかして切れてるかも・・
ただし今はショック性で肺に血液がたまり麻酔は無理。
よくなるのを待って手術する事になりました。
ララを残して岡山へ戻りました。
それからは毎週片道140キロの道のりを
ララに会いに行きました。
4日後、肺は完全ではないけど、このままだと骨がくっついてしまうので手術に。
夜中2時に終わり、先生が電話をくれました。(私は電話を抱いて就寝)
やはりアキレスも切れており、オペしようと思ったが
ララの心臓の機械がピーーーーーーーーーと言ったんだそうです。
( ̄□ ̄;)!!
又後日大きなオペになりました。
ララを連れて帰った日、松葉つえの様なものを装着したまま階段を上った
ララ。
2,3段したらドテ-ンって転げ落ちたね。
それでもまたチャレンジ!
私の手など全く借りずに上へ下へ平気だった。
ララは私を怨んでるんだろうな・・
ララはきっと
生きたい! と思ったに違いない。
ご飯もいっぱい食べて、いつも私の後を付いて来た。
リードなんか必要ない仔、どこにも行かなかった。
でも花火におびえて、聞こえない遠くへ行きたかったんだね。
今となってはどうする事も出来ない出来事だけど、母さんは
ララを見放したりしないよ。

もし他の家族に引き取られてたら、幸せだったのかなぁ・・・とか
でも、
ララちゃんの臭いとか、病気に付き合ってくれたのかなぁ・・とか
こんな母さんだけど気に入ってくれてるよね。
ララは強いです!すごいです! こんな
ポジティブな仔はいません。
他の仔に置き換えて見ても
ララみたいに強く前向きな仔は我が家にはいません。
きっと、事故のショックでトラウマになってびくびくしながらの生活、ストレスでご飯も食べられない、それが原因で病気になる・・・
きっと
ララみたいに強くは生きられないよ。
ララの災難はまだまだ続きます。
次回はパート2で。
驚異的な復活を遂げたララ! ララの存在を褒めてやっていただければ幸いです。