こんにちは、タタママです。
なが~い一日を終えばぁばの体はバキバキです。
昨日の夜は1時間くらいは寝たでしょうか。寝不足です。
興奮してるのと(あまりに疲れた心身)・・・・
タタが育児放棄したんです。
電気を切って横になるとケージをカリカリ(出してください、そこで寝ます)
それの繰り返しで全く眠れずでした。
さて、では出産記録を報告します。
特別にあっこれからだっていう確かなものが全くなく、いきなりの事でした。
昨日からタタママの仕事場で過ごそうと連れてきました。
体温も特別低くもなく、トイレも彼女にとってはあまり変わった事ではなかったんです。
しかし、私のいすの下でハァハァと座ったまま震えていました。
お昼の体温も計ったばっかりで、特別低くなかったし(微妙なとこ)・・・
でも、震えはおかしい、痛みが来てるのかなぁという感じでした。
私が立つとタタは私の前を歩き、裏へ出て二階に上がろうと誘導します。
たぶんここは慣れてないから、落ち着かないのかなぁと思ったくらいでした。
あとで考えると、お産箱もちゃんと教えてなかったし、自分のいつも寝る所へ行きたかったんだなぁと思います。
外へ迎えに行き、「タタ、痛くなったらここに入るんだよ」と箱をボンボンと叩いたらすっとはいって、穴掘りを始めたのです。」
これはもしやと思い、そこからなが~い時間が始まったのです。
1:45 一時破水 ずっと震えて顎を上につんと出し、遠吠えの様な格好で苦しんでいました。
陰部をなめてるので見ると、タオルが濡れて、少しピンク色の出血がありました。
病院へ連絡
5:00 長男誕生 破水からけっこう長かったように思います。
かなり苦しみ、私は中腰でずっとタタのお腹をさすってやりました。(これが今日 の体の痛みです)
それはとても硬く、こちらにも伝わるくらいの辛さです。
私は涙ぐみながら、こんな思いをさせてごめんなと、ひたすらさすっていました。
長男 ブラック(タンが入るかもしれません) 体重 170g 陰部を触ると頭が下がってきていて、とても硬く不安になりました。
強いいきみの割に出てきません。
私はバスタオルを二枚重ねてタタの前足を置き、踏ん張れる体制にしてやりました。
すると、一気につるんと長男が出てきました。
手が震えています。まず臍の緒を縛らなきゃ、胎盤を食べさせないようにしなきゃ・・マッサージしなきゃ・・・・頭は働いていません。タコ糸もうまく縛れません。
どうにか結んで鋏でカット。
さぁ、タタちゃん舐めなさいい!!かなり強い口調で言いました。
羊膜もなく、胎盤はまだお腹の中です。タタはびっくりしてぶら下げたままぐるぐる回ります。
大きな声で、タタッ!!舐めて!!
タタが舐めて、私はタオルでマッサージ。
動いています。一安心です。
タタのそばに置きましたが、タタは逃げます。どうしたもんか・・
元気そうなので、産湯に浸ける事にしました。38℃くらいで・・・と
その後体重測定です。タタは心配そうに私の後をついてきます。よかった・・
5:45 次男誕生 長男をそばに置いてしばらくするとまた苦しそうにしていま す。
彼を箱に移し、タタのお腹をさすりました。(これまた今日の腰痛の原因です)
いきみと共に羊水がピューっと飛びました。
今回も羊膜なしで出てきて、胎盤はお腹に残っていました。
同じ事を繰り返し、どうやら元気なようです。
次男 モカ(ブラウン) 124g 少し小さめかと思いましたが、元気なようです。お腹に白い模様。
おでこには渦巻がある、すぐに見分けられる仔です。
タタに水を持っていくと、おいしそうに飲む。 7:35 長女死産 二番目からかなり時間が経っていたので心配しました。
破水してからも時間が経っています。
出てきましたが逆子です。焦りました。頭が出なかったらどうしよう・・・
的中しました。首で止まったままです。5分ほどたって病院へ電話しました。
電話片手に助産しましたが、会陰がかなりキツキツでどうにもこうにもなりませ ん。たぶん連れて行っても時間的に無理だったと思います。
先生は羊膜を破って引っ張りだせますかと。やってみましたが出ません。
何回か引っ張ってやっと出ましたが動きません。
蘇生しますと電話を切って、無我夢中でマッサージ、振り下ろし、口と鼻から羊水 を吸引。もう口の周りの色が変わっていました。
悲しかったです。助けてやれなかった。頭から出てたらきっと助かっていたのにね。
タタは心配そうに赤ちゃんを見ています。口のそばに持って行ってやりました。舐 めてあげていました。
私は洗浄石鹸で手を洗い(死んだ仔を触った後は臭いが付いてるため他の仔を 触れないらしい)じっと沈んでいました。
手の震えは止まらず、パソコンに向かい長女の報告を書きました。
ブラウンの大きな子でした。
9:00 次女誕生 この仔も逆子でした。今度はわき腹で止まっています。涙が 出ました。手が震えました。とても怖かったのを覚えています。
また死んでしまう!お腹をさすりながら、タタ、頑張れ!!そう言うしかありません でした。今回も会陰がキツキツです。だめかも・・・
引っ張ってツルッと出ました。動きません。
臍の緒は後回し。タオルでマッサージ、吸引、振り下ろし。鼻からちょうちんが!
蘇生できるかも。何回か振り下ろし、ひたすらマッサージ、口は動かしたけど、止 まってしまう。タタに舐めてもらう。タタは臍の緒と胎盤に集中。。。
体をタオルに包みタタに食べさせないようにし、ひたすらマッサージすること15 分。
まだ弱い・・・今のうちに臍の緒をと縛ってカット。タタのそばに置き、私はひたすら マッサージ。生きて!!と連呼・・
キュ~ン・・今のは誰だ。次女が泣いてる。助かるかも・・・・でもまだ動きが弱い。
後はこの仔の生命力に託すしかない。
次女 ブラウン 168g
そのあと、力強く泣いてるのでほっとしましたが油断は禁物です。二番目も小さいので心配です。
スーパーのお弁当を買ってきてもらい、お店で遅い夕食。あまり喉を通らない。
思う事・・・・・・・・・・・・私はブリーダーにはなれない。タタには勿論、二か月しか一緒にいなかった、しかも出会って一日の仔にここまでに思い入れがあるなんて・・・
最初で最後の経験です。貴重な経験です。お星様になった長女には申し訳ないけど、兄弟の幸せを祈ってね。
タタちゃんお疲れさまでした。